脱毛機は、強い光を照射しますので正しい使い方をしないと危険です。
またそもそも安全な脱毛機と、危険な脱毛機とあります。
白人用のスキンタイプのために作られた脱毛機は、非常に光が強い傾向があります。
なぜなら、白人スキンタイプの毛質は、ブロンドに代表されるように薄い色です。
なのでメラニン色素の薄い毛根に照射するために、光が強いのです。
この白人スキンタイプに開発された脱毛機を、メラニン色素の濃い日本人に使うのは非常に注意が必要です。
そもそも痛みも非常に強いでしょうし、冷却もかなりしっかりとせねばなりません。
扱いが難しいのです。
次に怖いのが、連射式というタイプ。
中国を始めとするアジア地域のメーカーが盛んに販売しています。
1秒間に何十発の光照射で、施術がわずか12分で済む、とかね。
日本エステティック協会では安全基準が定められていて、1発照射後、0.5秒はタイムラグを置くように安全設計をするよう定められています。
これは誤射やオーバーロードして火傷を誘発させないための安全基準。
この日本の安全基準を通らない、中華製の脱毛機は、日本のエステ店では問題です。
ヨーロッパ系、日本を除くアジア系の脱毛機は、価格が安くサロンとしては導入し易い面がありますが、お客様の安全を守る、日本エステティック協会自主基準には遵守されていないことは非常に問題です。
絶対、お客様に不利益にならないよう、安全意識を持ち、業界の安全基準を守ることが大切です。
明日は素肌美エールの安全な脱毛エステへの取り組みについて書きますね。